【加古川の女性社労士が解説】社労士の顧問契約について!経営者が知っておきたい3つの安心

加古川の女性社労士はにしざきまで

こんにちは。

にしざき社会保険労務士事務所の西崎です☺️

最近、加古川の経営者さまからこんなご相談をよくいただきます。

「社労士さんとの顧問契約って、どんなときに必要なんでしょう?」

「スポットで頼むのと、何が違うんですか?」

たしかに、「顧問契約」という言葉は少し堅く聞こえるかもしれません。

でも実際のところ、顧問契約は“保険”のようなものなんです。

何かあってからでは遅いことを、あらかじめ防ぐための仕組みです。

今日は、社労士との顧問契約がもたらす「3つの安心」を、

できるだけやさしく、身近な例を交えながらお伝えしたいと思います。

1️⃣ 法律の安心 〜知らなかったでは済まない“働くルール”〜

経営をしていると、毎年のように新しい法律が施行されます。

特に「働き方改革」以降は、労働時間・休暇・社会保険・ハラスメント防止など、

企業が守るべきルールが細かく増えています。

でも、これをすべて把握するのは本当に大変ですよね。

社労士は、その最新の法改正情報を常にチェックし、

「何を・いつまでに・どう対応すればよいか」を具体的にアドバイスします。

たとえば…

  • 年次有給休暇の取得義務化(2019年)
  • 育児介護休業法の改正(2022年・2023年)
  • 労働条件明示ルールの改正(2024年)

これらの対応が遅れると、行政指導や罰則の対象になってしまうこともあります。

顧問契約をしておけば、こうした法改正のたびに社労士が“あなたの会社専用”の対応策を教えてくれます。

「知らなかった」で済まされないリスクを、最小限にできるのです。

2️⃣ 手続きの安心 〜煩雑な書類作業からの解放〜

社会保険や雇用保険の手続きは、1つ1つは小さな作業でも、積み重なるとかなりの負担になります。

従業員の入退社・育児休業・傷病手当金・離職票の発行など、

「月に何度もハローワークや年金事務所に行っている」という経営者の方も少なくありません。

これらは、まさに社労士の専門領域です。

顧問契約を結んでいれば、煩雑な手続きをすべて任せることができます。

しかも最近では電子申請が主流になり、

社労士がオンラインで迅速に対応できる時代になりました。

「自分で調べて書いて提出して…」という手間がなくなるだけで、

経営者の時間とエネルギーを本業に集中させることができます。

3️⃣ 人の安心 〜“人”に関する悩みを気軽に相談できる〜

労務の世界は、数字や書類の話だけではありません。

いちばん難しいのは「人との関係」です。

・注意したのに伝わらなかった

・退職の申し出が突然すぎて困った

・お互い悪くないのに、空気がギクシャクしてしまった

こうした出来事は、どんな会社でも起こり得ます。

社労士の顧問契約があると、こうした“グレーゾーンの相談”を早い段階でできるようになります。

「法的にどうすればいいか」だけでなく、

「人として、どう伝えればいいか」という実務に寄り添った助言が受けられるのが特徴です。

経営者は孤独な存在です。

だからこそ、悩んだときに“味方として話を聞いてくれる専門家”がいるのは、とても心強いことなんです。

目次

顧問契約が向いているのはどんな会社?

「うちは小さい会社だから、まだ早いかも」と思われる方もいらっしゃいます。

でも実際には、従業員を1人でも雇ったら、社労士と関係を持つ価値があります。

なぜなら「人を雇う=労務リスクが生まれる」からです。

たとえば…

  • アルバイトを雇うときの契約書はどう書けばいい?
  • 給与明細の控除金額は合ってる?
  • 試用期間中の解雇は認められる?

これらは、どれも日常的に起こりうる“労務の壁”です。

顧問契約をしておけば、そうした疑問をすぐに確認できる安心感があります。

顧問契約とスポット契約の違い

ここもよく質問をいただくポイントです。

  • スポット契約:特定の手続き(就業規則の作成・トラブル対応など)だけを一度お願いする契約。
  • 顧問契約:毎月の相談や手続きを継続的にサポートする契約。

どちらが良い・悪いではありませんが、

“予防重視”なら顧問契約、“発生後の対応”ならスポット契約と考えると分かりやすいです。

医療でいうと、「健康診断(予防)」と「手術(対応)」のような関係です。

加古川エリアの顧問料相場と当事務所の考え方

顧問料は、従業員数や業種によって変わりますが、

加古川周辺では月額20,000〜40,000円前後が一般的です。

ただし、本当に大切なのは“価格よりも信頼”です。

にしざき社会保険労務士事務所では、

「安心して長く相談できる関係づくり」を何より重視しています。

料金は会社の状況に応じて柔軟にご提案しますので、

「うちの場合はどのくらい?」というご相談からでも大丈夫です。

顧問契約の流れ

  1. お問い合わせ(メール・お電話・LINE)
  2. 無料の初回面談(現状やお悩みのヒアリング)
  3. お見積もりと提案書のご提示
  4. ご契約・業務開始

初回面談では「こんなことを聞いても大丈夫かな?」という内容でも全然OKです☺️

小さな不安をそのままにせず、まずはお話を聞かせてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 顧問契約は途中で変更できますか?

A. はい、可能です。会社の成長に合わせて、契約内容や頻度を柔軟に変更できます。

Q. 助成金の相談も顧問契約に含まれますか?

A. 内容によりますが、助成金の情報提供や適用可否の判断は通常の顧問範囲内で対応できます。申請代行は別途契約になることがあります。

Q. 遠方でも契約できますか?

A. はい。オンライン面談・電子申請を活用して全国対応が可能です。

Q. 契約期間の縛りはありますか?

A. 基本的には1年単位ですが、まずは3ヶ月のトライアル契約もご用意しています。

女性社労士として伝えたいこと

私は「社労士=会社を守る人」ではなく、

「社労士=会社と人をつなぐ人」だと考えています。

法的な正しさももちろん大切ですが、

その前に“人の気持ち”が整っていないと、職場はうまく回りません。

経営者も従業員も、安心して働ける環境をつくること。

それが、私の仕事であり、にしざき社会保険労務士事務所の使命です🌸

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