こんにちは。
にしざき社会保険労務士事務所の西崎です☺️
当事務所は加古川市にありますが、近年は明石市で事業をされている方からのご相談もとても増えてきました。
「そろそろ人を雇いたいけれど、社会保険や手続きがよく分からない」
「アルバイトさんを増やしたいけれど、何を整えておけば安心なの？」
そんな“最初の一歩”の段階で、社会保険労務士をお探しになってこのページにたどりつく方も多いのではないでしょうか。
今日は、「明石で社会保険労務士を探している事業主・経営者の方」に向けて
初めて人を雇うときに知っておきたい「社会保険」と「労務管理」の基本を、できるだけやさしくお伝えしたいと思います。
当事務所は加古川にありますが、明石エリアからのご相談にもオンライン・訪問で対応しておりますので、よろしければ参考にしてみてください🌸
社会保険労務士って、どんなときに相談する人？
まずは改めて、「社会保険労務士（社労士）」の役割についてお話しします。
社会保険労務士は、
・労働保険・社会保険の手続き
・労働条件や働き方のルールづくり
・就業規則や各種規程の整備
・賃金や労働時間、休暇制度などの運用助言
・人に関するトラブルを防ぐための仕組みづくり
といった、“人を雇って働いてもらう”うえで欠かせない部分をサポートする国家資格です。
税金のことは税理士、登記のことは司法書士が専門であるように、
「人」「労働」「社会保険」の専門家が社会保険労務士です。
とくに
・初めて従業員を雇うとき
・従業員が増えてきたとき
・トラブルになる前にしっかり整えておきたいとき
にご相談いただくことが多くなっています。
初めて人を雇うときに必要になる“社会保険と労務”の基本
明石市で事業をされている方からも、よくこんなご質問をいただきます。
「パートさんを採用するけれど、社会保険はどうなりますか？」
「アルバイトでも、雇用保険って必要なんでしょうか？」
大まかにお伝えすると、人を雇うときには次のようなことを考える必要があります。
1. 雇用形態と労働時間の整理
・正社員
・パートタイマー
・アルバイト
それぞれに応じて、
・1週間の所定労働時間
・1か月の勤務日数
・試用期間の有無
を決めておくことが大切です。
この“最初の設計”が曖昧だと、後から社会保険や残業のルールが分かりにくくなってしまいます。
2. 労働保険（労災保険・雇用保険）の手続き
人を一人でも雇うと、原則として**労働保険（労災保険・雇用保険）**の手続きが必要になります。
・万が一のケガや事故に備える労災保険
・失業時などに備える雇用保険
従業員を守る“最低限の安心の土台”となる部分です。
具体的な適用条件や手続きは会社の状況によって異なりますので、ここは社労士に一度ご相談いただくケースが多いところです。
3. 社会保険（健康保険・厚生年金）の加入の検討
一定の労働時間・日数を満たす従業員を雇う場合は、
・健康保険
・厚生年金保険
への加入が必要になることがあります。
「週何時間働くのか」「雇用期間はどのくらいか」などを踏まえて判断する必要があるため、こちらも専門的な確認が必要なポイントです。
4. 雇用契約書と働き方のルール
・給与（時給・月給・締め日・支払日）
・労働時間と休憩時間
・休日や休暇のルール
・残業が発生した場合の取り扱い
などを明確にした雇用契約書を交わすことが、とても大切です。
「口約束で始めてしまった結果、後からトラブルになってしまった」というご相談も少なくありません。
最初にきちんと書面を整えておくことで、会社も従業員も安心してスタートできます🌷
加古川の社労士が感じる、“明石エリアならでは”の傾向
明石市の事業主さまからご相談を受けていると、こんな傾向を感じます。
・ご家族で始めた小さなお店が大きくなり、人を雇うタイミングを迎えている
・地元で長く続く企業が、世代交代とともに労務体制を見直したいと考えている
・パート・アルバイトの方に長く働いてもらいたいと考えている
いずれのケースでも共通しているのは、
「人を大切にしたい」という想いがとても強いということです。
だからこそ、
「気持ち」だけでなく「仕組み」でも人を守ることが、これからの明石エリアの企業にとって大切になってくると感じています。
社会保険労務士に早めに相談するメリット
「もう少し従業員が増えてから相談したほうがいいのかな？」
そんなふうに考えられる方も多いのですが、私としては**“少人数のうちこそ相談のチャンス”**だと感じています。
理由は3つです。
- 初期設定を間違えにくい 最初のルールがきちんとしていれば、人数が増えてもスムーズに運用できます。
- トラブルを未然に防げる 問題が起きてから対応するより、“起きないように準備しておく”ほうが会社への負担は少なくて済みます。
- 経営者さまの不安が軽くなる 「これで大丈夫かな？」というモヤモヤが減り、本業に集中しやすくなります。
“何十人もの従業員がいる会社”だけが社労士の対象ではありません。
これから人を雇う予定の段階から、ご相談いただいて大丈夫です。
加古川の社労士として、明石の事業主さまにお伝えしたいこと
当事務所は加古川市にありますが、明石市からも車や電車でのアクセスがよく、オンラインでのご相談も含めて、多くのご縁をいただいています。
明石で社会保険労務士をお探しの方にも、
「事務所は加古川だけれど、
明石エリアのこともよく分かっている社労士がいるんだな」
と、選択肢の一つとして知っていただけたらうれしいです😊
・初めて人を雇うとき
・社会保険や手続きが不安なとき
・就業規則やルールを整えたいとき
一つひとつ、状況を伺いながら“今必要なこと”だけを整理していきますので、どうぞご安心ください。
女性社労士として大切にしていること
私は、数字やルールだけでなく、
「人の気持ち」にも丁寧に向き合うことを大切にしています。
・従業員を大切にしたい経営者さまの想い
・家族のために頑張りたい従業員の気持ち
・無理なく続けられる働き方
これらをすり合わせながら、
会社にとっても、働く人にとっても“ちょうどいい形”を一緒に探していく。
それが、女性社労士としての私の役割だと思っています。
よくあるご質問（FAQ）
Q. 明石市に事務所はありますか？
A. 事務所は加古川市にございますが、明石市の事業主さまからのご相談もオンライン・訪問で多数対応しています。
Q. 従業員が1人だけでも相談して大丈夫ですか？
A. もちろん大丈夫です。初めて人を雇う段階でのご相談はとても多く、むしろおすすめのタイミングです。
Q. 社会保険や労働保険の手続きだけお願いすることはできますか？
A. はい、可能です。手続きのみ、継続的な顧問契約、スポット相談など、ご希望に合わせてご提案いたします。
Q. 何から相談していいか分からないのですが…
A. 「今の状況」と「これからどうしたいか」をお聞かせいただければ、必要なポイントを一緒に整理していきますのでご安心ください。
まとめ：明石で“人を大切にする会社づくり”を一緒に
人を雇い始めるということは、事業にとって大きな一歩です。
その一歩を、安心して踏み出せるように支えるのが、社会保険労務士の役割だと思っています。
明石で社会保険労務士をお探しの方へ。
加古川の小さな事務所ですが、一つひとつのご相談にじっくり向き合うスタイルを大切にしています。
「これって社労士さんに聞いてもいいのかな？」
と迷うようなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
明石・加古川エリアの事業主さまが、
人を大切にしながら、安心して事業を続けていけるように。
これからも、そっと寄り添いながらお手伝いしてまいります🌸
