【加古川の女性社労士が語る】社労士の顧問料ってどれくらい?相場と“価格だけでは分からない価値”とは

加古川の女性社労士はにしざきまで

こんにちは。

にしざき社会保険労務士事務所の西崎です☺️

「社労士の顧問料って、どのくらいが相場なんですか?」

「料金が高い・安いの違いって何でしょうか?」

加古川で開業していると、経営者さまからこうしたご質問を本当によくいただきます。

社労士の顧問料は、全国的に見ると“料金の幅”が大きく、

「どこに頼めばいいのか分からない」と感じる方が少なくありません。

今日は、そんな疑問にお答えする形で、

社労士の顧問料の相場と、料金だけでは判断できない本当の価値について、

やさしい言葉でお話していきます。

目次

社労士の顧問料はどうやって決まるの?

まず知っておいてほしいのは、

社労士の顧問料には“決まった料金表”がないということです。

なぜかというと、会社によってサポートの範囲がまったく違うからです。

たとえば、

・従業員が5人の会社と50人の会社では、手続きの数も相談内容も違います。

・毎月の相談が多い業種と、年に数回だけ必要な業種でも、関わる時間が変わります。

つまり、社労士の顧問料はオーダーメイド

その会社の「規模・業種・関係性」に合わせて決まります。

一般的な相場感(全国・加古川エリア)

あくまで目安ですが、全国的な相場をもとに、加古川エリアでもよく見られる料金帯をまとめると次のようになります。

従業員数月額顧問料の目安対応内容例
1〜5人15,000〜25,000円社保・労保手続き、労務相談(月1〜2回)
6〜20人25,000〜40,000円各種届出、就業規則整備、助成金情報など
21〜50人40,000〜60,000円定期訪問、トラブル予防、体制づくり
51人以上個別見積もり人事制度整備、社内研修、顧問チーム体制

※上記はあくまで一般的な目安であり、社労士や地域によって異なります。

中には「手続きだけ代行してほしい」というライトプランもあれば、

「人事相談を中心にお願いしたい」というアドバイザリープランもあります。

顧問料=“安心への投資”と考える

社労士の顧問料は、

“書類代行の費用”ではなく、会社を守るための安心への投資です。

トラブルが起きてからの対応(スポット相談)は、

一回あたり数万円〜十数万円かかることもあります。

それに比べて、月に2〜3万円の顧問契約で

「問題を未然に防げる」としたら、それは非常に大きな価値です。

特に最近は、

・ハラスメント問題

・未払い残業代

・育休・時短勤務制度への対応

など、“労務リスク”が増えています。

こうしたリスクを避けるためにも、

日常的に社労士が関わっている状態が会社の安心につながるのです。

顧問料の高い・安いには理由がある

「同じ社労士でも、料金がこんなに違うのはなぜ?」という質問もよくいただきます。

実はそこには、いくつかの理由があります。

① サービス範囲の違い

・書類代行だけの事務型

・労務相談を含めた伴走型

・人事制度までサポートする戦略型

など、内容の深さが異なります。

② 対応体制の違い

個人事務所か、複数人のスタッフ体制かによっても価格は変わります。

③ 経営者との距離感

「定期訪問がある」「チャット・LINEで相談できる」など、

関係性の近さも料金に反映されます。

にしざき社会保険労務士事務所では、

“契約プランに縛られず、その会社に本当に必要なサポートをする”

という考え方を大切にしています。

加古川の中小企業でよくある「失敗例」

実際にあったケースをご紹介します。

ある加古川市内の会社では、顧問契約を結ばずに

「手続きだけを毎回スポットでお願いする」という形をとっていました。

ところが、ある日突然、従業員から未払い残業代の指摘を受けてしまい、

慌てて社労士に相談することに。

就業規則を確認すると、

昔のままで法改正に対応しておらず、トラブルの原因になっていたのです。

結果的に、過去にさかのぼって数十万円の支払いが発生してしまいました。

もし顧問契約をして定期的にルールの点検をしていれば、

防げたトラブルでした。

顧問料の「安さ」よりも大切なこ

料金はもちろん大切です。

でも、それ以上に大切なのは、**「安心して話せる関係性」**です。

社労士は、経営者と一緒に会社の“人”を支える専門家です。

顧問料が安くても、相談しづらい関係では本末転倒です。

特に私は、女性社労士として「話しやすさ」「寄り添い」を大切にしています。

労務の話はときにデリケートな内容もありますが、

経営者さまが安心して本音を話せる関係づくりを意識しています。

顧問契約を検討するタイミン

こんなサインが出ていたら、顧問契約を考えるタイミングです。

  • 従業員が5人を超えた
  • 手続きが煩雑になってきた
  • 労務の質問に即答できないことが増えた
  • 就業規則を何年も見直していない
  • 退職・採用トラブルが起きた

こうした状態を放置すると、後々のリスクが大きくなります。

「問題が起きてから」ではなく、「起こる前に相談できる体制」を整えるのがポイントです。

FAQ(よくある質問)

Q. 顧問料は途中で変わることはありますか?

A. はい。従業員数が増えたり、サービス内容が変わった場合は見直しが行われます。もちろん事前にご説明し、納得のうえで変更します。

Q. 顧問料の支払い方法は?

A. 銀行振込または口座振替が一般的です。当事務所では毎月定額で分かりやすく設定しています。

Q. 顧問契約は途中解約できますか?

A. はい。契約書で定めた期間を経ていつでも解約可能です。ご希望があればトライアル契約もご用意しています。

Q. 顧問料の他に追加費用はありますか?

A. 特別なスポット業務(例:労使トラブル対応、就業規則全面改訂など)が発生した場合のみ、別途お見積りをいたします。

まとめ 〜数字よりも、“信頼”を見てほしい〜

社労士の顧問料は「月に数万円」と聞くと高く感じるかもしれません。

でも、会社の“安心”を毎月守ってくれる存在と考えれば、

それは決して高くありません。

料金表では分からない「人の部分」にこそ、社労士の真価があります。

加古川で安心して相談できる社労士をお探しの方へ。

にしざき社会保険労務士事務所では、

あなたの会社にちょうど良い距離感で、“人”に寄り添うサポートを行っています。

小さな疑問からでも大丈夫です。

どうぞお気軽にご相談ください🌸

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